ファンダメンタルズ分析でわかった気になる危険性

投資で収益を残すためには、

マーケットの値動きを予測することと、

ポジション管理・資金管理でいかに損失を少なく、

利益を大きくするかが大切です。

 

これは数多くの儲かっている投資家の方々が共通して

実践している方法であるため、投資の王道と言っていいものです。

 

ここでは、マーケットの方向を予測する方法や

分析手法を紹介し、

その上で初心者や負けるトレーダーがハマってしまいやすい点も

上げていきます。

 

まず、マーケット分析についてですが、

大きく分けて、

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析があります。

 

ファンダメンタルズ分析、

「経済の基礎的要件」などと訳されますが、

 

ファンダメンタルズについては、

その分野が成長したり、

衰退したりする基礎的な条件

くらいにイメージしていれば大丈夫です。

 

例えば株式の取引においては、

個別企業のファンダメンタルズが重視されます。

 

A社の業績がいいとか、B社で画期的な開発が行われているとか、

C社の資本政策が変わる、などといった

各企業や業界に関する情報が

「ファンダメンタルズ」であると考えて下さい。

 

では一方、為替市場における「ファンダメンタルズ」とは

一体どのようなものなのでしょうか?

 

FXに影響を与える「ファンダメンタルズ」は、

各国中央銀行の金融政策や中央銀行総裁の発言、

または金利動向、各国GDPなど、

マクロ経済といわれる分野のものです。

 

そうはいっても、

社会科でチラッと習ったかも・・・

といった程度の分野の知識を、

個人投資家が簡単に理解できるわけではありません。

 

パッと見ただけでいかにも難しそうです。

中央銀行(日本では日銀)は銀行の銀行であることや、

貨幣発行体などといったことも大昔に習ったような気がしますが、

実際にFXを始めたとき、私はほぼ覚えていませんでした。

 

中央銀行だけでもこの状態なのに、

各国の金融政策やGDP、期待インフレ率などと

次々に言われても、わけがわかりません。

けれども、それは一般の人なら当然のことでしょう。

 

ところが、この難しいファンダメンタルズが、

トレードに少し慣れてくると、

なんとなくわかったような気になってしまいます。

 

実は、これがトレーダーにありがちな「落とし穴」

なのです。

 

ファンダメンタルズはあくまで事象に対する「解釈」であるため、

正しい答えがあるわけではありませんし、

その事象が実際に経済の動きに影響を与え、

相場で結果が出るまでに

半年や1年といった時間がかかることもよくあります。

 

この「正しい答えがない」というのが危ない所で、

つなり慣れてくるとだれでも「自分なりの答え」が

出せるような気になってしまいがちなのです。

 

そのため、ファンダメンタルズの分析で出した予測には、

答えがない分だけ自分の「思惑」、

都合の良い解釈が反映されやすいので

注意が必要です。

 

むしろ、ファンダメンタルズでマーケットを判断するのは

とても難しいことであると考えている人のほうが、

実査のトレードでは失敗しにくいものです。

 

 

すこし余談ですが、

これは現在米国在住の為替市場では大御所といわれている方のお話ですが、

この方が銀行で為替部門を率いているときは、

新人のディーラーをまず徹底的に絞り上げたそうです。

 

名門大学を出た大の男が仕事場で泣いてしまうまで絞り上げるその理由とは、

自分の無知を自覚させ柔軟性を持たせるためであるとのことでした。

 

マーケットとは、

一寸先は闇、何が起こるかわからない世界です。

そのなかで、自分勝手な思い込みや、

状況に応じて柔軟になれない頭デッカチは

必ず大損して銀行に損失を与えてしまいます。

 

それを理屈ではなく身体で理解させることが一番大事だ、

とおっしゃっていたこの方の言葉を、

私たち個人投資家も肝に銘じておきたいものです。

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